谷田義弘税理士事務所

三重県鈴鹿市 谷田義弘税理士事務所

事業計画って?

ある税理士の一日【令和2(2020)年12月15日(火曜日)】

おはようございます。
鈴鹿(三重)の税理士 谷田です。

本日、令和2(2020)年12月15日(火曜日)も寒さが続きました。今年一番の寒気で、名古屋では雪が降ったそうです。木曜日も雪が降るかもしれない予報です。どうぞご自愛なさってください。
当事務所の看板・外壁工事は、本日休工でしたが、少しずつ選んだ色が塗られています。仕上がりが楽しみです。

本日は午前に2件、午後に1件、それぞれ例月面談をさせていただきました。

午前の1件目の面談では、年末調整を終えて書類をお渡しすることができました。
2件目での面談では、年末調整の資料確認や前月の取引内容の確認などに加え、今年一年を振り返る決算前の総括をしつつ、はっきりとしたビジョンを共有することができました。利益率の低下が気になりましたが、販路の拡大にも取り組んでみえます。たとえば、電飾看板の設置をされ、新規顧客の開拓を試行します。

午後の訪問では、年末調整の書類が変更になった点のご質問をいただきました。記入する内容が加わって、うちはどうすればよいものか?という内容でした。確かに注意しなければならないところではありますが、取り立てて記載する必要はないことをご理解いただけましたが、実際の書類をよく見て理解できていないと、説明もままならないことがよくわかり、反省しました。

また、本日は電話のやりとりで、不動産の売買のご相談、建設業許認可申請業務の取次ぎをしました。
前者は信頼できる不動産屋さんに、後者は信頼できる行政書士の先生に、といった具合です。私自身も行政書士ではありますが、行政書士の業務は幅広く、それぞれに得意分野があります。私がこれまでに掛けさせていただいた分野は相続、契約書類の作成、法人設立、建設業関係の届出、補助金・ビザ申請です。行政書士業務の中でも、車庫証明や産廃業許認可、あるいは農地の転用申請などは関わる機会もなく、今後関わる見込もないと思います。
このように、宅地建物取引士や行政書士の先生方と連携をとって顧客ニーズに応えていく、これからもこういうつながりを広げていきたいものです。

それから、以前から事業計画をつくることになっていた宿題の打合せのアポを取りました。
そこで今回は、この事業計画について考えてみたいと思います。どうぞよろしくお付き合いください。

 

事業計画って?

一般的な意味は、「事業の目的・目標・計画・プロセスをステートメント(指令する文書のこと)」で、その組織の内外に向けて発信します。

また、これを達成するための沿革、組織、その事業を取り巻く背景、戦略などを含めることがあります。

ビジネスプランと同義で、事業の運営や働く者、あるいはその取引相手や地域社会などを対象にその意識や認識を変えることを目的とする場合もあります。

少なくとも、3年~5年の計画を立て、その策定にあたっては、その事業分野を取り巻く環境を幅広く、専門性の高い知識が求められます。

このように、事業計画書類は内外に向けて発信されることから、その事業分野に詳しくない人にもわかりやすいものでなければなりません。

論理的で信憑性があるばかりでなく、社会に貢献する具体的な内容が織り込まれ、事業に対する熱い想いや志、読む者を魅了するような事業計画書、つまり読み手にわかりやすくワクワクするような事業計画の策定を心掛けたいものです。

ということで、自社の事業計画を作成するにあたっては、大企業や尊敬する会社の計画をまねてつくるということはできません。今回は、この点さえご理解いただければ、お読みいただいた甲斐があったかと存じます。もう少し言えば、数字だけで作り上げていくのではなく、気持ちの入ったものにすればより多くの方の共感を得ることができるでしょう。

とは言うものの、これまでの数字は自社の様子を客観的に示す重要な資料となります。これを有効に用いて、将来に役立てることができれば、こんないいことはないのではないでしょうか?

税理士としてしばしば思うことは、税金の計算をするためだけに帳簿を付けていてはもったいないということです。

苦労して作り上げた帳簿を使って、自社の将来をより具体的に考える材料になさってみてはいかがでしょう。

ただし、数字にこだわりすぎてはストレスになってしまうことも考えられます。

ときには、柔軟な軌道修正も必要になるかもしれないといったおおらかな気持ちも求められることでしょう。

事業計画をいっしょに考えるなら…

鈴鹿(三重)の谷田義弘税理士事務所では、顧問先様のご用墓があれば、事業計画の作成も承(うけたまわ)っております。

将来を見据えた経営をお考えであれば、ぜひご検討ください。

~~~~~事業計画や経営のことでお悩みなら、鈴鹿(三重)の谷田義弘税理士事務所にご相談なさってみてください。人的ネットワークもあるので、きっとお役に立てるかと存じます。~~~~~