ある税理士の一日【令和2(2020)年12月8日(火曜日)】
こんにちは。
鈴鹿(三重)の税理士 谷田です。
本日、令和2(2020)年12月8日(火曜日)も、好天に恵まれました。事務所の工事は、2日間乾燥のため、休工させるとうかがっていましたのでよく乾いたと思います。
国道23号線の工事は、音が聞こえないので遠いところでされてみえるのでしょうか。当事務所の前あたりは、ピカピカの路面になりました。
本日も、当事務所のコロナ対策は、体温測定、アルコール消毒に加え、飛沫防止カーテンを取り付けました。窓の換気を一時間に2回行うことは徹底できませんでしたが、今後もコロナ対策に万全を期したいと思います。
朝イチで、法人の顧問先様の決算・申告書類の説明、署名捺印をしていただきました。これに加えて、年末調整・法定調書合計表、償却資産税申告といった事務手続き的な説明もさることながら、経営に関するお話しにずいぶん時間を割(さ)くことができました。たとえば、グーグル検索やYouTubeを使った集客、補助金申請に関するコンサルティング、などなどたいへん具体的で突っ込んだお話しをうかがうこともできました。この接客を伴う顧問先様は、顧客に「今年一年を漢字一文字で表すとどうなりますか?」と尋ねて、書いていただくそうです。当事務所職員も、全員毛筆にて書かせていただきました。私は「転」と書かせていただきました。転換の「転」とともに訓読みで「ころ」ぶとも読みます。ちょっと、「コロナ」に引っかけてみました。
昼頃には、看板工事の打合せで、私の最終的な要望をお伝えすることができました。あとは、最終チェックでデザインも決まることになります。当初のデザインを変更していただき、恐縮でしたが、仕上がりが楽しみです。また、その看板でたくさんの引き合いが来ることを祈っております。
午後には、税理士会による税理士向けの税務相談に連絡をしました。困ったときには相談できる専門の税理士がご担当いただいて相談にのってくださいます。ある程度自分でも勉強しておかないと相手にされないようなところがあるので、いささか緊張しますが、今回の内容ではずいぶん話し込んだものの、はっきりした答えが出ないほど難解であることがよく理解できました。また、教えていただいたことで、具体的に何をどうすればよいのかをはっきりさせることができました。ありがとうございました。
先日お願いしていた「教育資金一括贈与」の説明書類が、金融機関より届きました。今回はその内容についてご紹介したいと思います。どうぞご参考になさってください。
なお、今回もランディングページへのコピーは省略させていただきます。どうぞホームページをご高覧ください。
教育資金贈与口座開設の注意事項
- 「教育資金管理特約」を締結
- 祖父母などの直系尊属からの贈与を受ける予定があること
- 他の金融機関(他支店含む)に「教育資金非課税申告書」を提出していないこと(複数契約の場合、最初の契約以外は課税となる)
- 預入れは、令和3(2021)年3月31日まで
- 手続きは、契約金融機関の営業日に限る
- 非課税措置や教育資金の範囲等は、税制改正等により変更となる場合がある
教育資金贈与口座の概要
- 対象となる預金…普通預金
- 適用金利…普通預金利率
- 契約者…贈与者(祖父母などの直系尊属)と書面による贈与契約を締結している20歳未満で贈与を受けた年の前年の合計所得金額が1,000万円以下の方
- 最低お預入れ額…100万円(預入れ単位=1円)
- 預入れ期限…令和3(2021)年3月31日まで
- 口座開設方法…窓口
- 預入れ方法…口座開設支店の窓口にて随時
- 引出し方法…口座開設支店の窓口にて随時
教育資金贈与口座開設時に必要となる書類等
- 受贈者(孫など)の本人確認書類…健康保険証、運転免許証、旅券、住民基本台帳カード(顔写真付き)、個人番号カード等
- 受贈者(孫など)の所得証明書類…所得税の確定申告書(写し)、給与所得の源泉徴収票、所得証明書等贈与を受けた前年の合計所得金額のわかるもの
- 受贈者(孫など)の届出印
- 直系尊属(祖父母など)と直系卑属(孫など)の関係を示す書類…戸籍謄本(原本)、住民票謄本(原本)等
- 贈与契約書(原本)
- 教育資金非課税申告書(要個人番号)…金融機関店頭にあり
- 贈与資金
教育資金贈与口座開設の手続き
- 必要書類等の持参…先述の「贈与契約書」などの必要書類
- 受贈者(孫など)と親権者(親など)の訪問…贈与者(祖父母など)の口座振替による入金の場合、贈与者(祖父母など)
- 口座開設手続き…書類への署名・捺印【贈与契約日から2か月以内に預入れ(上限1,500万円)】
- 通帳引渡し…口座開設手続き終了
教育資金贈与口座からの引出し
教育資金を支払った後、その領収書などを1年以内に提出し、その額を上限に引出し可能
必要となる書類…通帳、届出印、領収書等(原本)、「教育資金の一括贈与にかかる贈与税非課税措置」に関する領収書等明細一覧兼確認書
注意事項
①200万円超の現金引出しの場合、本人確認書類(未成年の場合、親権者の本人確認書類と関係を示す書類)
②1万円以下(消費税込み)で1月1日~12月31日の支払い合計金額が消費税込みで24万円以下の現金引出しの場合、領収書等に代えて「少額教育資金支出支払明細書」を提出することができる。
教育資金一括贈与をお考えなら…
鈴鹿(三重)の谷田義弘税理士事務所なら、行政書士事務所を併設している税理士事務所なので贈与契約書も本業としてつくることができます。つまり、万が一のときにも、賠償責任保険が適用されるので安心です。
~~~~~教育資金一括贈与をお考えなら、鈴鹿(三重)の谷田義弘税理士事務所・たにだ行政書士事務所にご相談なさってみてください。きっとお役に立てるかと存じます。~~~~~