ある税理士の一日【令和2(2020)年12月7日(月曜日)】
こんにちは。
鈴鹿(三重)の税理士 谷田です。
本日、令和2(2020)年12月7日(月曜日)も、好天に恵まれました。いつもお世話になっている金融機関の方によれば、「今日はバイク日和」だそうです。
本日も顧問先様に何件かお立ち寄りいただきましたが、立ち話程度にさせていただきました。みなさんには、濃厚接触はしていないものの、同じ会場にコロナ感染の方がみえたことがあとで判明した旨お伝えいたしました。
その後、私の体調は、いつもどおり全く異常もなく、体温も日に何度も測っていますが、平熱でした。
本日は、1時間に2回の窓の開放も、職員の協力もあってしっかり実行できました。
抗体検査キット、飛沫防止ビニールシートはまだ届いておりませんが、メールで発送されたとの連絡はいただいております。
また、夜に予定されていた会議も、資料をメールで送って欠席させていただきました。
このように、当事務所もようやく「ウイズ コロナ」対応に舵(かじ)を切ることができたように思っています。
最近では、職員にもこのホームページのブログが認知されつつあるようです。
本日も、持続化給付金の不正受給に関する報道(ネット情報)を教えてくれました。
この好意を素直に受け容れて、この琉球新報社(2020/12/07 05:20)による「持続化給付金の自主返還、全国で64億円 沖縄でも相談相次ぐ『不正受給』理由も」を取り上げたいと思います。どうぞよろしくお付き合いください。
なお、今回より内容が同じであったランディングページは省略させていただきます。どうぞこのホームページをご高覧ください。
持続化給付金自主返還報道の概要
琉球新報社(2020/12/07 05:20)による「持続化給付金の自主返還、全国で64億円 沖縄でも相談相次ぐ『不正受給』理由も」の概要はつぎのとおりです。
持続化給付金の支給と返還
中小企業庁によると、11月30日現在、持続化給付金の支給総数は約383万件、総額は約5兆円。11月26日時点の返還申し出件数は8961件、このうち返還完了が4728件で、返還額は50億4900万円だった。今月3日時点では、返還申し出件数は1130件増加の1万91件、返還完了が6040件で、返還額は64億3700万円となり、1週間で13億8800万円も増加した。
この持続化給付金は、法人で200万円、個人で100万円を限度とする額が支給されるため、これまでにない「コロナ」対応の大型給付金と位置づけることができます。実際、国の予算を100兆円とすると、実に5%を占めることになります。
さらに、この一週間(令和2(2020)年11月27日(金)~12月3日(木))で、持続化給付金の返還の申し出が1,130件(11.2%)、13億8,800万円(21.6%)増加しています。急激に増加していることがうかがえます。また、返還完了は返還申し出件数の6割程度で、なかなか進んでいないように見受けられます。
持続化給付金不正受給の返還
新型コロナウイルスの感染拡大で減収した個人事業者や中小法人を支援する持続化給付金を巡り、受給者が自主的に返還した給付金の総額が、全国で64億3700万円に上ることが6日までに、中小企業庁への取材で分かった。返還者は「誤って申請した」などと返還理由を説明しており、中には不正受給したと話す返還者もいるという。
返還の内容は、不正に限らず、「間違えてしでかした」として自主的に返還する者が大多数を占めているようです。こういった自主的に返還された方の情報から、悪質で大がかりな不正受給に対する調査や捜査が進められていくものと考えられます。
持続化給付金不正受給返還の手続き
中小企業庁の担当者によると、返還希望者はコールセンターに連絡し、返還理由など必要事項を告げ手続きをする。返還は金融機関の口座に一括で満額、振り込まなければならないという。「返還希望者がコールセンターに不正を告げても、捜査機関に通報するようなことはしない」と強調する。
中小企業庁のホームページによると、返還に関する相談・受付はつぎのコールセンターで受付けているとのことです。
0120-115-570
03-6831-0613(IP電話等)
また、その中小企業のホームページには、
多くの申請者様より返還のお申し出をいただいている
ため、返還の相談を受けても、手続きには時間がかかる見込という案内がされています。
専門家としての税理士が果たすべき役割
これまでにも述べてきたことと重複しますが、専門家としての税理士ができたことは何だったのか?ということを考えると、つぎのようなことを説明し、理解していただけることができたのではないかと思います。
➊不正受給に対するペナルティー
➋不正受給はすぐにバレてしまうような手口であること
➌持続化給付金の立法趣旨
こういったことが説明できる専門家が身近にいなかったことも、持続化給付金の不正受給につながってしまったのではないかと悔(く)やまれます。
~~~~~「持続化給付金の不正受給」でお悩みなら、勇気を出して中小企業庁のコールセンターへ、どうしても勇気が出ない方は鈴鹿(三重)の谷田義弘税理士事務所・たにだ行政書士事務所まで~~~~~