谷田義弘税理士事務所

三重県鈴鹿市 谷田義弘税理士事務所

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【持続化給付金】不正受給かどうかは専門家に聞こう!

○鈴鹿(三重)の税理士谷田の一日【令和2(2020)年11月9日(月)】

こんにちは。

鈴鹿(三重)の税理士谷田です。

 

本日(令和2(2020)年11月9日(月曜日))もよいお天気となりましたが、風は冷たく、冬はすぐそこに近づいているようです。どうぞご自愛なさってください。

アメリカの大統領選挙は、バイデン候補の勝利が確定したようですが、トランプ大統領からの祝福の電話はないそうです。何とも後味の悪い選挙となってしまいました。

本日、午前中は、事務所にてデスクワークをさせていただけました。以前からご相談いただいていた契約書の作成を受任いたしました。ありがとうございました。複雑な契約書ではありますが、みなさんがしあわせになれる契約書なので作りがいがあります。

午後は、法人決算の打合せで訪問させていただき、おかげさまで不明な点を明らかにする資料をいただくことができました。これで安心して決算書類を組んで申告書をつくることができます。具体的には、実地棚卸、事業所税、決算の着地予想をはっきりさせたばかりか、年末調整の資料もいただけました。さらに、労働災害についてもうかがい、就業規則やこれに付随する諸規定の整備が課題であることもご理解いただけました。この顧問先様は、1年前に社長交代を実行し、新社長が補助金を活用して新たな挑戦に取り組んでみえます。会長様とこの法人様の一年を振り返ることもできました。

夕方帰社し、一足遅れで金融機関のお客様を迎えました。新たに契約をする生命保険会社の方ですが、まだ2度目の面談ですが、刺激を受けるお話しをうかがうことができました。また、私が思う生命保険の重要性が誤っていないことも再確認できました。これで生保代理店は4社目となりますが、それぞれの個性をふんだんに活かしたご提案を通じてみなさんをしあわせにできればと考えています。

さて、持続化給付金の申請も残すところあとわずかとなりました。まだまだマス・メディアによる持続化給付金不正受給報道が散見されます。当事務所のホームページの閲覧数からも、持続化給付金不正受給に関しては、たいへん関心が高いと考えられます。そこで今回は、神奈川県海老名市で起こった持続化給付金不正受給事件について概観したいと思います。どうぞご参考になさってください。

また、ホームページは本文と重複する箇所がございますので、「持続化給付金不正受給」に関心のある方は、直接つぎのランディングページにお進みください。なお、ホームページには挿絵がありますが、ランディングページにはありませんのでご了承ください。

【ランディングページ】

 

◇神奈川県海老名市の持続化給付金不正受給事件の概要

NHK NEWS WEB (首都圏) 11月05日 16時36分によれば、

「神奈川県海老名市の不動産会社役員ら4人が逮捕されました。警察は、この会社役員を中心とするグループが、少なくとも6000万円の『持続化給付金』を不正に受給していた疑いがあるとみて調べています。」

と、伝えています。

容疑を否認している主犯格の男(不動産会社役員安東容疑者)は、「少なくとも6,000万円の『持続化給付金』を不正に受給していた疑い」があるとされています。かなり大がかりで組織的な犯罪の印象を受けました。このあたりが、警察の逮捕やマスコミに取り上げられた要因であると考えられます。

つぎの項では、なぜこの事件が発覚したのか?ここに焦点を当てて、その概要を通読したいと思います。

 

◇神奈川県海老名市の持続化給付金不正受給事件の発覚

「警察によりますと4人はことし7月、新型コロナウイルスの影響で事業収入が前の年に比べて半分以上減ったとするうその申請をして、国の『持続化給付金』100万円をだまし取ったとして詐欺の疑いが持たれています。」

その後、「給付金が振り込まれたあと、申請の名義人となっていた神奈川県に住む30代のアルバイトの男性が自首し、その後の調べで安東容疑者の指示でほかの3人が勧誘や申請手続きなどをしていたとみられることがわかったということです。」

そもそも、「30代のアルバイト」の男が、事業をしていたかどうか甚(はなはな)だ疑わしいところです。持続化給付金の受給要件の一つに、「前年同月比売上高半減」があります。この要件を満たしているとは考えにくいところです。

◇警察の動向

前述報道によれば、警察の動きはつぎのとおりです。

「警察は、安東容疑者を中心とするグループが、少なくとも6000万円の「持続化給付金」を不正に受給していた疑いがあるとみて実態の解明を進めています。」

このように、警察の逮捕やマスコミに取り上げられた要因は、他人を利用した悪質性や先にも述べた組織的な犯罪である疑いが持たれてからではないでしょうか?

 

◇持続化給付金が不正に当たるかどうかは専門家に聞こう!

 ここで取り上げた事件は、悪質で組織的な犯罪である疑いがあるように思いました。

 

おそらく、不正受給の多くは、持続化給付金に目がくらんだ人が「ついやってしまった」という事案が大半を占めるように思います。こういうときに、信頼できる士業(特に税理士・行政書士)がその専門性を活かして、適切な助言を受けることができればそんなことにはならないと思います。とはいうものの、簡単に給付金が手に入ることを知る機会があれば、「つい…」という事態も十分に想定されます。してしまったことは元に戻せませんが、自分のしたことが不正に当たるかどうかは、身近な信頼できる税理士や行政書士に尋ねてみてはいかがでしょう?

 

鈴鹿(三重県)の谷田義弘税理士事務所は、有償でご相談を承っております。

ひとりで考えるより、一度お尋ねになってみてください。

 

~~~持続化給付金の不正受給についてのご相談なら 三重県鈴鹿市の谷田義弘税理士事務所まで~~~