税理士谷田(鈴鹿)の一日【令和2(2020)年10月21日(水曜日)】
こんにちは。
鈴鹿(三重県)の税理士谷田です。
本日(令和2(2020)年10月21日(水曜日))も、暑くもなく、寒くもなく、たいへん好天に恵まれました。明日からはまたお天気が崩れるようですが、少しずつおでんや鍋料理が恋しくなる季節に向かっています。
さて、午前に4件の来客をお迎えし、午後、例月訪問をいたしました。この例月訪問では、生命保険のご担当者と直接お話しをする機会を得ました。というのも、現在個人で契約している医療・死亡・入院を保障する生命保険を法人契約(受取人も法人)に変更して、保険料の支払いを法人に負担させて個人負担を軽減するというスキームを模索しました。私自身、つぎのような介護保険➊と➋(便宜上、金額は変更済み)に入れていただいております。
➊要介護1になると、保険料の支払いが免除され、要介護3になると保険金を受け取ることができる介護保険に法人契約で加入しています。要介護1になったとき、法人契約を個人契約にすげ替え、保険料の支払いをすることなく、個人で保険金を受け取る算段です。現在のところ、税法上問題ありませんが、バレンタインデーショックのように、税制改正でできなくなってしまう可能性があるのでご留意ください。
➋要介護1になると、保険料の支払いが免除され、毎月1万円、要介護2になると毎月2万円、要介護3になると毎月3万円が終身いただける介護保険にも加入させていただいております(金額はわかりやすいように設定)。ところが、これは法人契約ができない保険商品となっているので、➊のようなスキームは使えません。個人で保険料を負担するしかありません。
今回生命保険会社の方お越しいただいたのは、こういった説明をするとともに、現在加入の生命保険商品が法人契約に変更できるものか否かをお調べいただくようお願いするためです。また、決算も近づいているので、既(すで)に法人でご加入いただいている生命保険の資産計上と損金計上の額をまた教えていただきたい旨お願いすることもできました。
こういった法人契約による生命保険の活用もありますので、個人に限らず法人契約にお詳しい頼りになる方にご相談なさってみてください。ひょっとすると、➊のような手が使えるかもしれません。
また、この顧問先様の例月訪問では、事業承継税制の「…継続届出書」を出す必要があります。もしこれを出さなければ、1億円近い節税が気泡(きほう)に帰(き)すこととなります。提出期限まで相当の時間がありますが、この書類に署名捺印をしていただきました。この種類の作成にも税理士報酬がかかってします。
それから「事業所税」の減免申請書の作成をご依頼いただきました。当期に工場を一部取り壊したので、これを届け出ます。これにつきましても、報酬がかかってしまいます。この顧問先様は、年間100万円を超える負担があるので、これを軽減するための手続きとなります。
このように、顧問先様には一定の顧問料のほかに、臨時的一時的手続きが発生した場合、税理士報酬がかかってしまうことがあります。そこで、今回は、税理士顧問料について取り上げます。
以前は、目安となる税理士報酬額が税理士会によって定められていたそうですが、これが独占禁止法に抵触するということで撤廃されました。当事務所では、できる限り詳細に料金・報酬体系をホームページにて掲載させていただいておりますが、税理士報酬をいただくにあたっては、しっかり説明責任を果たすことと告知のタイミングが大切だと考えております。どうぞご参考になさってください。
なお、税理士報酬の内容についてはランディングページに述べさせていただきます。
また、前回までの経営分析や経営計画については、一区切りとさせていただき、次回からは年末調整について述べたいと考えております。是非お役立てください。いつもどおり、ホームページは本文と重複する箇所がございますので、税理士報酬のみに関心のある方は直接ランディングページにお進みください。
税理士の相場はどれくらい?税理士に依頼したらどれくらいかかるの?
税理士を雇いたいと考えた時に、どれくらいの費用がかかるのか気になりますよね。
今回は、税理士を雇う費用の相場についてお伝えします。税理士を雇用する事を検討ししている方は、是非このまま読み進めて下さい。
▼税理士を雇う費用は売上によって変わる
税理士を雇う費用は、年間売上がどれくらいなのかによって違ってきます。また、フリーランスなのか法人なのかによっても違います。
一般的には、フリーランスの方が安い傾向にあります。同様に、合同会社は株式会社よりも雇う費用が安い傾向にあります。
▼税理士を雇う費用の相場
税理士を雇うにはどれくらいの費用がかかるのでしょうか。税理士を雇う費用の相場について、下記にまとめました。
■年間売上が1000万円以下の月額顧問料の相場
年間売上が1000万円以下の場合、毎月訪問してもらった場合の月額顧問料の相場は2万5千円程です。訪問頻度が少なくなる程安くなります。
■税理士を雇う費用の相場の考え方
顧問料、記帳代が月額でかかり決算申告に費用が年に一度かかります。年間売上があがるごとに数千円単位で月額顧問料が上がります。
▼まとめ
今回は、税理士を雇う費用の相場についてお伝えしました。税理士を雇う費用は、会社の形態や売上によって違います。
年間売上が高い会社であればあるほど、税理士を雇う費用対効果は高まります。
詳しくは、ホームページの「標準料金表」「報酬一覧」をご覧ください。
谷田義弘税理士事務所は、会計全般に強い税理士事務所です。確定申告や節税に関するお悩みなどございましたらお気軽にご相談下さい。
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