税理士谷田(鈴鹿)の一日【令和2(2020)年10月16日(金曜日)】
こんにちは。
鈴鹿(三重県)の税理士谷田です。
本日(令和2年(2020)年10月16日(金曜日))は、予報どおり晴れていた午前中のお天気が午後には崩れ始め、夕方には雨が降り出しました。このお天気も、日曜日にははスカッと晴れて洗濯日和とのことですが、にわかには信じられないくらいのまとまった雨が降っています。
午前中、知らない方からお電話をいただき、急きょ午後にお会いすることとなりました。そして、個人事業の顧問税理士をおおせつかりました。この契約は、これまでで最速のご成約となります。これまでの税理士さんが5月に廃業されたためだそうです。広告媒体としてのインターネット検索のすごさを思い知りました。これまで、広告やPRに無頓着だった考え方が、誤りであったことを学習させていただけました。これからもホームページの充実を図(はか)ってまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
また、法定相続情報を用いた預金の凍結解除につきまして、別の金融機関は、現在住所(印鑑証明書に記載あり)と遺産分割協議書の住所が異なっていることが問題となり、お電話をいただきましたが、ご本人の訂正で対応していただけることとなりました。これで凍結解除の手続きも終えることができたということになります。
この週末も、片付けなければならない仕事があります。集中してデスクワークをこなしたいと思います。また、土曜日には、複合機の修理・保守点検をしていただき、日曜日には久しぶりの事務所行事として芋掘り大会を行います。少人数の参加者ではありますが、楽しみです。主賓は、小学生となります。予報どおり、お天気がよくなることを祈るばかりです。飛び入り参加をご希望の方は、ご一報ください。大歓迎です。
おかげさまで、本日もよい一日を過ごさせていただけました。ありがとうございました。
今回も、経営分析についてランディングページに述べさせていただきます。今回は、「PEST分析」と「5Forece 分析」についてご説明申し上げます。今回は、外部環境をいかに捕捉するか?マクロとミクロの両面から捉(とら)える手法を学びます。いつもどおり、ホームページは本文と重複する箇所がございますので、よろしくお願い申し上げます。
なお、本日分のURLは、つぎのとおりです。ランディングページのほうは、「経営分析の手法➋」の内容のみをアップさせていただきますので、どうぞご高覧ください。
「PEST分析」と「5Forece 分析」
前回のSWOT分析は、自社の強みや弱みといった内部環境と外部環境(機会と脅威)を踏まえて自社の経営戦略を考える土台づくりをしました。今回は、外部環境をさらに突き詰めて考え、より高い精度で、より広い視野に立って捉(とら)えます。これをマクロ的に捉えたものが「PEST分析」、ミクロ的に捉えたものが「5Forece 分析」といえます。
外部環境をどう捉(とら)えるか?その捉(とら)え方によって経営戦略が大きく左右されます。また、外部環境の変化に対応できなければ、自社は淘汰(とうた)されかねません。経済の趨勢(すうせい)に抗(あらが)うことができない以上、外部環境を捉(とら)えることが自社の存亡に関わることとなります。企業経営にとって、蔑(ないがし)ろにはできない重要な要素となり得るので、この分析方法をマスターする意義は高いように思います。
なお、本文は、森田松太郎『経営分析入門-ビジネス・ゼミナール』、真舘正義『これならできる!経営分析』、高田直芳『決定版 ほんとうにわかる経営分析』、斎藤孝一『ケースで学ぶ財務諸表分析』を参照しています。
PEST分析
外部環境をマクロで捉えようとします。つまり、政治、経済、社会、技術で外部環境分析を行おうとするものです。「PEST」はつぎの頭文字を取って名付けられています。
- Politics(政治)
- Economics(経済)
- Society(社会)
- Technology(技術)
具体的には、官民によるさまざまな機関が公表している情報を有効活用することによって、外部環境分析を行います。
私は、経済新聞や経済雑誌の切り抜きを集めても「PEST分析」ができると思います。政治・経済・社会・技術の4要素ごとに記事を並べることで動きを把握することができます。
たとえば、ダイヤモンドという経済誌にコンビニ業界のことが取り上げられていたとすると、これを切り抜いてストックしてならべて動向を把握することも重要な分析となり得るように思います。
5Forece 分析
まず、「5Force」とは、自社にとっての「売り手」「買い手」「新規参入業者」「代替サービス」「競合他社」の5要素を指しています。つまり、自社の外部要因をミクロで捉えようとする手法です。
そして、「5Forece 分析」とは、この5つの要素と自社との関係性を整理したり、あるいはその要素を分析することによって自社の経営戦略に役立てようとするものです。
たとえば、お好み焼き屋さんにソースを販売している会社が、お好みの材料となるキャベツや青のり・削り節、紅ショウガや小麦粉、あるいは割り箸やテイクアウト用のトレーといったものを販売できないか?を考えることもできます。この際に自社の強みとなるのは、販売ルートが確立されているので、輸送コストをほとんどかけることなく販売できることになります。ということは、価格競争に優位に立てると考えられます。
経営コンサルティングをお考えなら…
鈴鹿市(三重県)の谷田義弘税理士事務所なら、顧問先のみを対象とする経営コンサルティングも承っております。財務月報(月次決算)をもとに、経営分析を行います。また、目標を決めて、これに向けた進捗状況を毎月継続的に見ていくことができます。PDCAをしっかり回していくことができる仕組みを持っているということです。これで、利益体質を改善していこうとする手法です。お問い合わせはこちらから!