谷田義弘税理士事務所

三重県鈴鹿市 谷田義弘税理士事務所

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相続税の申告と税理士

ある税理士の一日【令和3(2021)年1月5日(火曜日)】

あらためまして、あけましておめでとうございます。

鈴鹿(三重)の税理士 谷田です。本年もどうぞよろしくお付き合いのほど、お願い申し上げます。

さて、お正月はいかがお過ごしでしたでしょうか?私は、ほとんど出かけることもなく、年賀状の整理などの雑用や料理や洗濯といった家事、アマゾンプライムでの映画鑑賞やら書初めでアッという間に時間が過ぎて行ってしまいました。さらに、税理士会から少ない旨指摘を受けた研修受講時間を挽回するために、オンデマンド研修も30時間以上視聴したことにしておきました。これで、年間36時間の受講時間をクリアすることができました。

本日(令和3(2021)年1月5日(火曜日))は、仕事始めということもあって、朝礼にて所信を述べさせていただきました。要点は、その場その場で気づいたことをはっきり伝えるということです。たとえ相手の心を気づつけても、きちんと仕事ができないときには、ビシッと指摘できるリーダーになるという宣言をしました。これまで、「なぁーなぁー」でやってきた面がありましたが、人も増え始め、年の初めということで大鉈(おおなた)を振るわせてさせていただきました。

本日は、新年早々にお電話をいただき、贈与税のご相談を賜りました。インターネット検索によって、当事務所をお選びいただいたそうです。ご自宅やご実家の近所にも税理士事務所はあるものの、「近すぎても…」と、おっしゃってみえました。

実は、税理士だからといってすべての方が資産税を取り扱っているとは限りません。それぞれ得意分野ややらないと決めている税目があったりします。

 

そこで今回はこの点に焦点を当てて、日本税理士会連合会や国税庁のホームページを参照しながら、相続税と税理士の関係を解き明かしてみたいと思います。どうぞよろしくお付き合いください。

 

相続税の申告事績

◇国税庁のホームページによれば、平成30年における相続税の申告事績の概要は、以下のとおりです。

❶死亡者数(被相続人数)…1,362,470人 (前年比 1.6%増)

➋相続税の申告書の提出に係る被相続人数…116,341人 (前年比4.1%増)

❸課税割合(➋/❶)…8.5% (前年比0.2%増)

❹相続税額の総額…2兆1,087億円 (前年比4.2%増)

亡くなられた方すべてに相続税がかかるわけではありません。

むしろ、相続税がかかる方のほうが少なく、その割合は、

8.54%にすぎません。

◇さらに、日本税理士連合会のホームページによれば、令和2年11月末日現在の税理士登録者数は、79,243人となっています。

このことから、税理士一人当たり一年間に相続税の申告に携わる税理士は、

1.47人となります。

相続税がかかる方が少ないこともあって、税理士一人当たり一年間の申告件数も2人にも満たないということです。

 

相続税課税の推移

相続税の改正に伴い、平成27年1月1日以降お亡くなりになった方の相続税申告から、基礎控除(5,000万円→3,000万円)や法定相続人一人当たりの基礎控除額(1,000万円→600万円)に引き下げられました。

このことにより、課税対象(相続税がかかる)被相続人の数は56万人(平成26年)から103万人(平成27年)に増えました(83.9%増)。

亡くなった方の内、相続税がかかる方の割合である課税割合は、4.4%(平成26年)から8.0%(平成27年)に増えました(81.8%増)。

これらに対し、国に納められた相続税額は、1.4兆円(平成26年)から1.8兆円増加したにとどまりました(28.6%増)。

とは言うものの、その後相続税に関してつぎの指数は年々増え続けています。

①被相続人数

②課税割合

③相続税額

このように、国民にとって相続税は身近なものになりつつあることがうかがえます。

相続税専門の税理士

ある税理士事務所(天池&パートナーズ税理士事務所)のホームページによれば、

日本で登録している7万人余りの税理士・会計士のうち、資産税の専門家はたった千人弱しかいません。

※ 資産税とは、相続税、贈与税、資産の譲渡所得税の総称です。

と、されています。

「千人弱」の根拠はわかりませんが、確かに相続税を扱う税理士が私の周りでも少ないことに異論はありません。

 

そんな中、当事務所は「相続専門」ではありませんが、その看板が示すとおり、「相続」の専門性を高めている数少ない税理士事務所です。

そのモットーは、ホームページをご覧いただければご理解いただけるものと存じますが、当事務所は、本日お越しいただいた方もそうですが、お亡くなりになる前からご相談をいただき、その方の「想い」を大切にしながら、「争族」にならないようヒアリングを重視して寄り添うといったコンサルティング業務も手掛けております。

「争族」を避けたい方は…

鈴鹿(三重県)の谷田義弘税理士事務所・たにだ行政書士事務所に早めにご相談なさってください。

きっとお役に立てることがあると思います。じっくりお話しをうかがって、最善策をいっしょに考えます。

 

~~~~~相続を考えるなら鈴鹿(三重)の谷田義弘税理士事務所にご相談なさってみてください。

しっかりヒアリングをしてわからないところをつきとめて寄り添います。~~~~~